『デジタル時代の基礎知識 ブランディング』:豊富な事例も面白いブランディング理解の入門書

ビリー@本好きです。

自分の楽しみのために本を読むのも好きですが、割合としては仕事関連の本を読むことが多いです。

このブログではお仕事シーンや恋愛シーンでのアピールにつながるモノ・コトを紹介していますが、読書もその一つ。

本に載っている知識だけではなく、著者の考え方やそこから得られる自分なりの発想、仕事の状況に応用する力なども身につきます。

これからは読んだ本いついても時々紹介していきます。

今回さっそく紹介する本は『デジタル時代の基礎知識 ブランディング』(山口義宏)です。

著者は企業のブランドマーケティングを支援する会社を経営するコンサルタント。

豊富な経験から、ブランドとは何かといった基本的なことから、実際にどのように実務を進めていくのかをわかりやすく解説してくれます。

私が印象に残ったのは、「ビジネスを伸ばすため」のアメリカ流のブランディングと、「企業のアイデンティティの表明」であるヨーロッパ流のブランディングとの違い。

日本企業はヨーロッパ的なやり方がフィットするが、アメリカ流は苦手としているのでは、という指摘は納得でした。

他にも「ブルガリアと名のつくヨーグルトは明治にしか販売できない(ブルガリア政府と交渉しているから)など、身近な商品を実例にした解説やこぼれ話も多く読みやすいです。

ブランディングは仕事だけでなく個人をどうアピールするかにも関わっているので、職種を問わず応用が効きやすいと思います。

普段仕事を頑張っている知的な女性との会話に、役立つことうけあいです。

本を読むことで、さりげなく自分自身をアピールしていきましょう😄

画像:Adobe Stock

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